たのしく生きたい

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2020年を振り返る

これまで毎年、今年を振り返る系の記事を書こう書こうと思いながら書かずに年を越してしまう、という年末年始を送っていた。

根本的にめんどくさがりだし、そもそも普段からブログを書く習慣がついていないので、そんな急にやろうとしても無理だったわけである。

それと自分は年末になるとテンションが上がるので、ふつうに楽しく過ごすことを優先してしまいがちだった。酒飲んだりとか、美味いものを食べたりとか。

とはいえ、今年はいろいろあったし、どういうことがあってどういう気持ちだったのかをちゃんと残して置いた方が良いなと素朴に思っている。振り返りという行為は、意識してやらないとなかなかできなかったりする。自分はここ数年、いわゆるWeb系エンジニアと呼ばれるジャンルの仕事をしてきたが、そのなかでレトロスペクティブの重要性は身にしみている。ポストモーテムとかすることもあるし。

そんなわけで、今年はちゃんとブログを書いてみる。

 

今年はとにかく、多くの人にとって忘れられないような年になったのではないかと思う。世界的な情勢が変化する中で、生活が大きく様変わりした人も多いだろう。

自分の場合もそうした影響が大きいが、それとは違った形での変化も大きかった。

まず、自分は1990年生まれであり、2020年でちょうど30歳になった。やはり年齢による節目を感じる。ちょうど良いタイミングだと思い、結婚した。図らずもコロナ婚みたいな形になってしまったが、年齢というきっかけが大きかった。

次に、転職をした。前職は2年半ほど務めており、これまでいた会社の中で一番長く勤務していた。わりと居心地が良く楽しく働いていたのだが、今後のことなどを考えて転職した。新型コロナの感染症による影響や、結婚したことがきっかけになったわけではなく、昨年末くらいから少しずつ考えていたことであった。たまたまタイミング的に重なってしまったが、自分の中で明確にリンクしていたわけではない。

 

他の記事にも書いたが、今年の3月からしばらくの間はかなり不安な状態が続いていた。今後の情勢はどうなってしまうんだろう、世の中は大きく変わってしまうのではないか、生活はどうなるのだろう……と漠然とした不安を抱えてしまっていた。だが、数ヶ月が経過した今となっては、社会が根本的に揺らいで大きく変わるといったことはなく、自分の生活範囲については心配していたほど悪くはなっていない。なんとか折り合いをつけてやっていくことができるようになった。

あのとき抱えていた不安はいったい何だったんだろう、と今では思ってしまう。けれど、感染症の流行やそれに伴う社会状況の変化によって大きな影響を受けてしまった人は、間違いなく存在する。自分はたまたまそうじゃなかっただけなのだ。そういうことを、忘れないでいたい。

 

来年は、こういった気持ちの記録や振り返りなんかをちゃんとやるようにしていきたい。過去を振り返らないなどと言うとかっこいいけれど、基本的に先のことしか見えておらず、それによって良くないことになったりする可能性もある。