たのしく生きたい

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年末を楽しみにすることをやめたら心が安らかになった

私とそれなりに付き合いの長い方々は、年末になるとTwitterで騒ぎ倒しているのをよく見かけるだろう。

とにかく年末が近づくにつれて、テンションが上がりまくる。なんなら1月になった途端に年末が待ち遠しくなり、クリスマスソングを歌い始める。

思えば、何かが終わる瞬間というのがたまらなく楽しいのだ。全ての物事は終わりに向かって進んでいく。例えば、仕事でやっていたプロジェクトが終わった後の打ち上げとか。転職先が決まってから退職を告げるときとか。だからきっと人生が終わる瞬間も、たまらないのではないかと思う。

しかし、考えてみれば当たり前なのだが、何かの終わりは別の何かの始まりだったりする。打ち上げの後は、次のプロジェクトのキックオフがあるだろう。年が明ければ、新たな年が始まる。自分の人生が終わった後に、何かが始まるかどうかは、ちょっとわからないが。

 

というわけで、年が明けた瞬間から年末に思いを馳せる毎年なのである。ただ、2021年末から2022年始にかけて調子に乗って忙しくしすぎてしまったからか、その後の反動で今年の1月は少し体調を崩してしまっていた。

これはちょっと良くないなと思い、今年は1年、年末を楽しみにすることをやめてみた。すると、心が安らかなまま日々を過ごすことができた。終わりに向かっていくことを待ち遠しく思うのではなく、その時々を楽しく過ごせるようになった、気がする。

そのせいかどうかはわからないが、2022年はとにかく早かった。年末を意識せずに過ごしていたせいか、気づけばもう年越しである。年末に向けて日々高まる気持ちもなかったので、悪く言ってしまえばコピペみたいな毎日だったかもしれない。

 

安らかなのは良いことだが、心がはち切れそうなほどのわくわく感を味わえなかったので、少し寂しさもある。